「帝紀」「旧辞」の『ホツマツタヱ』などヲシテ文献を読み解く!

『古事記』『日本書紀』の漢字翻訳前の原書が『ホツマツタヱ』です!

「直訳偽書の秀真伝(しゅうしんでん)」のこと

平成11年(1999)からの取り組みです。

「直訳偽書の秀真伝(しゅうしんでん)」がはびこりだしたのを、

除くため、

『ホツマ辞典』(池田 満、展望社)を出版しました。

今、改定を重ねて

『ホツマ辞典改定版』(池田 満、展望社)となっています。

1999年からは、2024年になるともう25年、

4半世紀にもなります。

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現代辞書で訳すと、

時代も意味もぐちゃぐちゃになって

「直訳偽書の秀真伝(しゅうしんでん)」になります。

せっかくの美しい物語が、

煮ても焼いても食べられないゲテモノに

なってしまいます。

ゲテモノの「直訳偽書の秀真伝(しゅうしんでん)」です。

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ヰ・クラ、ム・ワタという言葉があります。

直訳すると、「五臓六腑」ですね。

簡単です。でも、

五臓は内臓器です。

六腑も内臓器です。

だからぐちゃぐちゃなんですね。

ヰ・クラ、ム・ワタは、

違うんです!!

ヰ・クラは

「こころ」のほうなのですね。

   ココロハ・タマ・ミヤヒ

      シヰ・シム

の5つつがヰ・クラです。

ですから、 「ヰ・クラ、ム・ワタ」

五臓六腑に直訳したらダメなのです。

『ホツマ辞典』(池田 満、展望社)の序文で、

宣言しています。

現代辞書には、ヲシテ時代の言葉は載っていません。

ヰ・クラのことを

「こころ」こととして、

   ココロハ・タマ・ミヤヒ

      シヰ・シム

のことだと詳細記述したものは現代辞書には、たったのひとつとしてありません。

ですから、現代辞書で直訳したらダメなのです。

「直訳偽書の秀真伝(しゅうしんでん)」の人が、

いまだにもって後を絶ちません。残念な事です。

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また、

「イサカワ」という地名があります。

筑波山の近くのところですが、

現代直訳で「伊佐川」と勝手に漢字を付けて探す人も居ます。

これも「直訳偽書の秀真伝(しゅうしんでん)」の1っ種です。

歴史にかつてない「伊佐川」なるものを創作直訳するのも、

ゲテモノ作りの「直訳偽書の秀真伝(しゅうしんでん)」の人ですね。

「イサカワ」は男女川のことを指しているようです。

ヘンな、「伊佐川」なんていう創作直訳もゲテモノ作りです。

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読者の方々には、よくよくご注意をして頂きたいと

お願いしますばかりです。