「帝紀」「旧辞」の『ホツマツタヱ』などヲシテ文献を読み解く!

『古事記』『日本書紀』の漢字翻訳前の原書が『ホツマツタヱ』です!

濁点の歴史

沼本克明さんの『濁点の源流を探る』(汲古書院

濁点がどういう経緯で、国語に入ってきたのか?

漢字国字化時代以降の歴史が良く解ります。

要点は、

外国語のChina語や悉曇サンスクリット語)を、

国語表記してゆくうえで、濁点が考案されて活用されるようになった。

ということです。

しかるに、

ヲシテの表記にも、その反映が、

外二点濁点としてくっ付いてきたと理解されます。

  下の表は『記紀原書ヲシテ 増補版』の上巻の末尾の見開きに掲げたものです。

  伝承時代の付加の、外二点濁点は参考程度に見てもらうと良いです。

  伝承時代の、漢字国字化時代以降の人が、読み易いようにと付加したのが、

  外二点濁点ですね。

中側の一点濁点はヲシテ時代にも遡るとも考えられます。

ヒゲ(鬚)の濁点もヲシテ時代にも遡るとも考えられます。

国語は、時代とともに発展変化してゆきます。

現代も劇的な変化をしつつあります。