「帝紀」「旧辞」の『ホツマツタヱ』などヲシテ文献を読み解く!

『古事記』『日本書紀』の漢字翻訳前の原書が『ホツマツタヱ』です!

「八紘一宇」のこと、『日本書紀』だけにあります

有名な言葉の「八紘一宇」は、ヲシテではどうなっていますか?

と、質問がありました。

早速に、調べてみましょう。

『定本(ていほん)ホツマツタヱ』です。456ページに「八紘一宇」の言葉の

出典があります。その前のページから見てみましょう。

『定本(ていほん)ホツマツタヱ』455ページです。

次の456ページの一行目に、「八紘一宇」が出ます。

古事記』は、真っ白ですね。

ヲシテの『ホツマツタヱ』にも記載がありません。

と言う事は、「八紘一宇」の言葉は、『日本書紀』の創作挿入の文章だったことが

明白になります。

参考に掲げました、455ページの『ホツマツタヱ』38アヤ54ページの

   カはカミの あまねくてらす

   モはシモの アオヒトクサを

   てらさんと

 の、精神とは大きく開きがあると感じられますか?

38アヤ54ページの文章は、本当の「わが国の精神です」。

それを、漢字文に翻訳して、尾ひれを付けたところ、

その尾ひれに「八紘一宇」の言葉が紛れ込んでいたわけですね。

重要なことは、皇孫の精神でした。

つまり、

   カはカミの あまねくてらす

   モはシモの アオヒトクサを

   てらさんと

の国民をわが子と思っていつくしむマツリコトです。

それを、世に広めようということです。

ところが、『古事記』・『日本書紀』には、アマテルカミ伝来の、

「アメのミチ」が記載抜けになってしまっています。

おまけに、アマテルカミは実在ではなく、雲の上。

やっと皇孫に至って地上に降りて来たと言う説明です。

もう、無茶苦茶も何も、『古事記』・『日本書紀』はひどい話にされてしまっています